前オーナーとの決別

 10月6日団結会の前日にとある情報を耳にしました。挨拶のため行った隣の隣の方『I』さんからです。

Iさん:「ずっと『T』と一緒だったのでなかなか話せませんでしたけど彼のことを聞いていますか?」

私:「いいえ」

Iさん:「ところでスタジオいくらで買ったんですか?」

私:「約900万円で買いました。(居抜き費用600万、内部機材代220万、レンタル楽器64万)稼働率70%と聞いて採算が合うように聞いています。」

Iさん:「私と近くで観ていましたけどそんなにないですよ。騙されてますね。『T』のもとに借金の取りたてらしき人が来ているので声をかけて聞いていますが『T』は、どうも訴えられた裁判にも出頭せずいるらしいです。(裁判関係の資料のコピーを見せて)ほら名前も一字変えているでしょう!」

私:「え!!」

Iさん:『T』はしばらくスタジオには関わっておらず別れた奥さんがやってました。」

私:「え!!一緒にいた人は奥さんではないのですか?」(確かに一緒に話を聞いていても店のことやってたのかな?って思うところがあった。ただ何か病気を持っているため常に一緒にいないといけないと思っていた。)(店を譲る理由は、奥さんが病気になって店に立てなくなったからでありこのひとが病気というのとスタジオを休んでいることは一致すると思っていた。)

Iさん:「どのこ人かはわかりません」「前の奥さんはよく知っています。」

私:目の前が真っ暗になりました。

その後、私の事情と、スタジオの状況などを話、少なくとも悠長にバイトを雇って運営していけるような状態ではないことことがわかりました。しかし明日は、団結会これを過ぎては成り行き上、バイトに説明していた時間雇うことは知らせるのは難しい、一人一人に説明するのは大変でありなんとか団結会前にしなければなりませんでした。

 とりあえず気持ちをなんとか保って家に帰りました。妻に説明なんかできませんでした。しかしながらまずはバイトの人達のことが気になりました。変に期待させると可愛そうだと思ってました。何とかしないと、何とかしないとと気は焦りましたが時間がすぎる中「自営業って自分で決めていかないといけない。」と思い結論を出しました。

 結論は、バイトの人達の前で喧嘩をして関係を見せる。」

 団結会の前に1時間ほどミーティングを予定していましたが、そこの到着する前の車の中で(『T』は、車を持っていなかったため家とスタジオの移動や買い物は私が車で送っていた。)売上の件とバイトを雇っていて本当に大丈夫なのか?売上の過去の実績がわかるものを見せてくれ(本当はこれをチェックしなかったのはあまあまです。)と詰め寄りました。「予約システムを止めた」とか「白色申告なので帳簿はない」だとか言っていたのですが、「なんとか分かるものを示してくれ」と食い下がり険悪のムードを作りました。スタジオに着く前に「私が信用できないのであれば勝手にすればいいではないか!!」というところまでいき、スタジオ到着後はバイトの集まりを待って「T」から説明をし「◯◯(私のこと)さんとは信頼関係壊れたので私はこのまま支援することはできない。本日予約していた団結会もキャンセルする。」そのあと『T』は出ていきました。

 バイトの人達は、鳩に豆鉄砲状態でしたがこのままでは行かないなとは思っていたと思います。追い打ちをかけるように売上に関して信頼できないことから常時1名バイトを置くなんてことはできない。しばらくは、一人でやって週に数時間私の休みに出てもらうようなことになると伝え解散しました。

 次は、スタジオを一人でやっていくことについて書きたいと思います。